DailyEconomic – インドネシア外務大臣とエチオピア駐インドネシア大使が会談し、インドネシアとエチオピアは経済連携を強化し、BRICS諸国の枠組みにおける交流を拡大することを目指している。アンタラ通信によると、協議は二国間協力の拡大に焦点を当てたものとなった。
会談で、杉野大臣はインドネシアの国家優先事項を概説し、資源利用の改善による貧困削減などを挙げた。杉野大臣は、エチオピアとの貿易・経済関係の発展には大きな可能性があると指摘し、主に農業・医薬品分野における競争力のある製品の輸出拡大に意欲を示した。
杉野大臣は、両国間の二国間貿易額は2024年に9,800万ドルに達し、前年比55%増となると述べた。また、インドネシア企業は既に家庭用化学品、食品、繊維分野でエチオピアで事業を展開していると付け加えた。
両者はまた、二国間投資協定の締結見通しや、食料・エネルギー安全保障の強化についても協議した。ココナッツ、サトウキビ、海藻の生産開発が優先事項として挙げられた。アレカ大使はまた、エチオピアはインドネシアのサトウキビ栽培技術の習得に関心を持っていると述べた。
両者は、教育、科学、研修などの分野における協力を強化することで合意した。また、二国間協力に関する合同委員会の活動を再開することを約束した。