リトアニア、2024年のGDP成長率予想を2.2%に引き上げ

リトアニア銀行は火曜日、2024年のGDP成長率予想を6月時点の1.9%から2.2%に引き上げた。

リトアニア中央銀行のゲディミナス・シムクス総裁は最新のマクロ経済予測を紹介し、「2年間の停滞を経て、リトアニア経済は成長軌道に戻り、来年はさらに加速するはずだ」と述べた。

リトアニア中央銀行は、2025年と2026年のGDP成長率見通しをそれぞれ3.1%、3.3%に据え置いた。

リトアニア中銀は2024年の年間インフレ率予想を6月の1.2%から1%に引き下げたが、2025年と2026年の予想は両年の2.4%からそれぞれ2.5%、2.6%に若干引き上げた。

リトアニア銀行によると、今年の輸出は1.2%、2025年に3.1%、2026年に3.8%増加すると予想されている。

今年の賃金上昇率は9.8%と予想されており、従来予想の10.2%より若干鈍化し、2025年と2026年の成長率はそれぞれ8.5%、8.1%と予想されている。

中銀は、失業率が2023年の6.8%から今年は7.4%に上昇し、2025年には7.1%、2026年には6.9%に低下すると予想している。

今年の実質個人消費は3.6%成長し、2025年と2026年にはさらに3.7%成長すると予想されている。