アンゴラの財政赤字は2025年にGDPの1.65%になると予想されている
アンゴラ政府は、2025年の財政赤字が国内総生産(GDP)の1.65%になると予想しており、今年の予想1.46%を若干上回ると予算案で示された。
財務省のウェブサイトに掲載された文書によると、アフリカ第2位の原油輸出国の2025年予算案は原油価格1バレル当たり70ドルを前提としている。金曜日のブレント原油先物は1バレル=74ドル付近で取引されていた。
アンゴラのベラ・デーブス・デ・スーサ財務大臣は先週、ロイターのインタビューで、原油価格下落の見通しがアフリカ南部の国に多大な圧力をかけていると語った。
予算案ではまた、来年の経済成長率が今年の3.3%から4.1%に加速すると予測しており、非石油部門の成長はさらに加速すると予想されている。
財務省は、年間インフレ率が現在の29%以上から来年末までに16.6%に低下すると予想している。
デーブス・デ・スーザ氏は先週ロイターに対し、アンゴラが国際通貨基金からの融資パッケージの申請を検討していると語った。
国際通貨基金に対する同国の最新の援助要請は37億ドルで、2018年の世界的な原油価格の低迷により同国の税収が大幅に減少したことを受けて承認された。